リフォーム会社のブログネタの作り方|GoogleサーチコンソールとAIの活用法

リフォーム会社のWeb集客で、ブログを続けようと思った時に必ず出てくる悩みがあります。
「何を書けばいいか分からない」
これです。
社長や広報担当の方と話していても、よく聞きます。
「ブログを書いた方がいいのは分かっている」
「施工事例も増やした方がいいのは分かっている」
「でも、毎回ネタを考えるのが大変」
めちゃくちゃ分かります。
ブログが続かない理由の多くは、文章を書く力がないからではありません。
ネタの出し方が決まっていないからです。
そして、リフォーム会社のブログネタを考える時に、ぜひ見てほしいものがあります。
それが、Googleサーチコンソールの検索クエリです。
Googleサーチコンソールの検索クエリとは|お客様の悩みそのもの
Googleサーチコンソールとは、自社のホームページがGoogle検索でどのように見られているかを確認できる無料ツールです。
その中に「検索クエリ」というデータがあります。
検索クエリとは、簡単に言うと、お客様がGoogleで実際に検索した言葉のことです。
たとえば、
「福岡市 外壁塗装 ひび割れ」
「キッチン リフォーム 収納 増やしたい」
「浴室リフォーム 寒い 対策」
「屋根 雨漏り 修理 費用」
「築30年 リフォーム どこまで」
こういう言葉です。
これは、ただのキーワードではありません。
お客様の悩みそのものです。
ここがめちゃくちゃ大事です。
SEOのためにキーワードを探すというより、お客様がどんな言葉で悩みを検索しているのかを見る。
この考え方です。
クエリを見ると、お客様の頭の中が見える
リフォームを検討しているお客様は、最初から専門用語で検索するわけではありません。
「外壁塗装 シーリング 劣化」みたいに検索する人もいますが、最初はもっと生活に近い言葉で検索します。
「壁 ひび割れ 大丈夫」
「お風呂 寒い リフォーム」
「雨漏り どこに頼む」
「キッチン 使いにくい 収納」
「窓 結露 ひどい」
こんな感じです。
つまり、検索クエリには、お客様の不安、問題、悩み、希望がそのまま出ます。
ここを見ずにブログネタを考えるのは、かなりもったいないです。
実際、Web集客で成果が出ている会社は、お客様が知りたい言葉に合わせてコンテンツを作っています。
逆に成果が出にくい会社は、自社が言いたいことだけを書いてしまうことが多いです。
「高品質な施工」
「地域密着」
「安心価格」
「豊富な実績」
もちろん大事です。
でも、お客様が検索しているのは、もっと具体的な困りごとです。
AIにクエリを読ませると、ブログネタが見えてくる
ここでAIの出番です。
GoogleサーチコンソールのクエリをAIに読ませると、ブログネタがかなり出しやすくなります。
たとえば、サーチコンソールから過去3か月分の検索クエリを出します。
そこに表示回数、クリック数、掲載順位などのデータがあります。
そのデータをAIに渡して、
- 「この中からリフォーム会社のブログネタになりそうな検索クエリを分類してください」
- 「お客様の悩み別にグループ分けしてください」
- 「問い合わせにつながりそうなテーマを優先順位順に並べてください」
- 「施工事例に使えそうなキーワードを抽出してください」
このように依頼します。
するとAIは、クエリをただ並べるのではなく、意味ごとに整理してくれます。
外壁の劣化に関する悩み。
水回りの使いにくさに関する悩み。
費用に関する不安。
会社選びに関する不安。
築年数に関する相談。
地域名が入った検索。
こんな感じで分類できます。
これを人間だけでやると時間がかかります。
でもAIを使うと、かなり早いです。
検索クエリを、そのままブログタイトルにしない
ここで注意点があります。
検索クエリを見つけたからといって、それをそのままブログタイトルにすればいいわけではありません。
たとえば、
「浴室リフォーム 寒い 対策」
というクエリがあったとします。
これをそのままタイトルにすると、少し機械的です。
AIを使うなら、ここからお客様が読みたくなるタイトルに変えていきます。
たとえば、
- 「冬のお風呂が寒い家は、浴室リフォームでどこを見直すべきか」
- 「浴室リフォームで寒さ対策をする時に、断熱だけで考えてはいけない理由」
- 「福岡で浴室リフォームを考える前に知っておきたい寒さ対策」
こういう形です。
キーワードは入れる。
でも、人が読みたくなる言葉にする。
ここが大事です。
AIはタイトル案を複数出すのが得意なので、検索クエリをもとに3案、5案、10案出してもらえばいいです。
その中から、実際のお客様に刺さりそうなものを選ぶ。
表示回数が多いクエリだけを見ない|スモールキーワードに宝がある
サーチコンソールを見る時に、表示回数が多いクエリばかり見てしまう方がいます。
もちろん、表示回数は大事です。
でも、リフォーム会社のWeb集客では、表示回数が少ないクエリにも宝があります。
たとえば、
「築35年 外壁 ひび割れ 補修 福岡」
「浴室 寒い 高齢者 リフォーム」
「キッチン 収納 足りない 共働き」
「屋根 雨漏り 火災保険 相談」
こういう検索は、数は多くないかもしれません。
でも、悩みが具体的です。
悩みが具体的ということは、問い合わせに近い可能性があります。
私はよく、ビッグキーワードは売れませんと言っています。
「福岡 リフォーム」
「福岡 注文住宅」
「外壁塗装」
こういう大きなキーワードだけを狙っても、実際には情報収集だけの人や営業目的の業者も混ざります。
それよりも、お客様の悩みが具体的に出ているスモールキーワードの方が、問い合わせにつながりやすいことがあります。
ここをAIに整理させると、見落としていたブログネタが見えてきます。
AIに読ませる時のプロンプト例
たとえば、サーチコンソールのクエリデータをAIに渡して、こんなふうに聞くと使いやすいです。
- 「これはリフォーム会社のGoogleサーチコンソールの検索クエリです。お客様の悩み別に分類してください」
- 「問い合わせにつながりやすそうなクエリを優先順位順に並べてください」
- 「ブログ記事にすべきテーマを10個出してください」
- 「施工事例のタイトルに使えそうなキーワードを抜き出してください」
- 「表示回数は少ないけど、悩みが深そうなクエリを見つけてください」
- 「地域名が入っているクエリだけを抽出してください」
- 「外壁、水回り、屋根、全面リフォームなど、工事種別ごとに分類してください」
こういう使い方です。
ポイントは、AIに丸投げしないことです。
AIにデータを整理させて、最後は人間が判断する。
この順番です。
なぜなら、AIは数字や言葉の整理は得意ですが、自社のお客様像や商圏、得意工事までは完全には分からないからです。
AIが出した候補を見ながら、
「これはうちのお客様に多い悩みだな」
「このテーマなら施工事例がある」
「このキーワードは問い合わせにつながりそう」
「これはアクセスは増えそうだけど、売上にはつながりにくい」
こう判断するのは、人間の仕事です。
ブログネタは机の上で考えすぎない
ブログネタをゼロから考えようとすると、しんどいです。
何を書けばいいか分からなくなる。
でも、サーチコンソールには、お客様が実際に検索した言葉が残っています。
これはめちゃくちゃ価値があります。
さらに、営業担当や現場スタッフが聞いているお客様の声を組み合わせると、もっと強いです。
検索クエリ。
営業現場で聞いた悩み。
現地調査でよく見る症状。
お客様アンケート。
施工事例。
これらをAIに読ませる。
すると、ただのSEO記事ではなく、自社の現場に根ざしたブログネタが出てきます。
これがAI時代のコンテンツ作りだと思います。
AIにブログを書かせるのではなく、AIにお客様の悩みを整理させる。
そして、自社の一次情報をもとに記事にする。
この考え方が大事です。
今日からやるべきこと|過去3か月の検索クエリを見る
まずは、Googleサーチコンソールを開いて、過去3か月分の検索クエリを確認してみてください。
そして、次の視点で見てみてください。
- お客様の悩みが出ているクエリはあるか
- 地域名が入っているクエリはあるか
- 工事種別が分かるクエリはあるか
- 表示回数は少ないけど、問い合わせに近そうなクエリはあるか
- 施工事例のタイトルに使えそうな言葉はあるか
- ブログにすればお客様の不安を解消できそうなテーマはあるか
これだけでも、ブログネタはかなり見えてきます。
ブログは思いつきで書くものではありません。
お客様が実際に検索している言葉から逆算して作るものです。
そこにAIを使うと、ネタ出しのスピードも質も上がります。
Web集客は、勘ではなくデータで改善する。
そして、AIを使ってそのデータを分かりやすく整理する。
これからのリフォーム会社のブログ運用では、この考え方がかなり大事になります。
現場からは以上です。
福岡県内のリフォーム会社の経営者の方へ
マスタープラン株式会社では、福岡県内のリフォーム会社様に向けて、Web集客とAI活用の伴走支援を行っています。
Googleサーチコンソールのデータを見ても、何をどう改善すればいいか分からない。
ブログを書いた方がいいのは分かるけど、ネタが続かない。
AIを使ってブログや施工事例を作りたいけど、どこから始めればいいか分からない。
このような課題がありましたら、まずは現在の検索クエリとホームページの内容を一緒に整理するところから始めましょう。
AIを使って、お客様が実際に検索している言葉を読み解き、問い合わせにつながるコンテンツ作りを支援します。
著者情報

マスタープラン株式会社
代表取締役 山本 加寿行
福岡を拠点に、住宅業界・中小企業向けのWeb集客、ブランディング、DX、AI活用、研修、内製化支援を行っています。
単なる代行ではなく、社内にノウハウと実行体制を残す支援を大切にしています。

